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  • 2014.10.02 Thursday
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Cycle* 995日目の正直

あのBMCのアレッサンドロ・バッランさんがGiro della Toscana 2012(4/29,1.1) で勝ちました!ヽ( ゚∀゚)ノシシ
公式サイト http://www.cscarezzo.it/
レースリザルト(CF)

 少人数スプリントを制して勝ったバッランさん、おめでとうございます。2位はアクア&サポーネのベタンクールさん。何気に2get積んでますな。
http://www.spaziociclismo.it/?action=read&idnotizia=19413 (動画付き)

 今年は大型補強でBMCにやってきた方々がイマイチ本番に調子が合わず、バッランさんはフランドルやルーベの3get x 2 で何気にチームのワールドツアーポイント稼ぎ頭なのでありました。

 そんなバッランさんの久々の優勝。久しぶりだな、いつぶりだろう?と思っていたら
「バッランさん、995日ぶりの勝利」
http://nieuwsblad.be/Sportwereld/Article/Detail.aspx?articleid=V03PE4K4_1
 (ノ∀`) 09シーズン8/10のポーランドツアーの総合優勝(ステージ1勝)まで遡るそうです。
 2〜5位くらいのリザルトならわりとあるんですけどねえ。
 まあ、その、何だ。つまり今回がBMC移籍後初勝利って事ですな。(TTT除く)

 近年アルカンシェルの呪いを一手に引き受けてきた感のあるバッランさん。初めてのジロ出場に向けて調子は上々のようです。

 思えば昨年のジロのプレゼンテーションのゲストの大物のみなさんが、どいつもこいつもジロに行くかは微妙ですと答える中(そういやガリ村さんもいたなあ…orz)、「僕はジロに行くよ!初めてのジロに出場する予定だよ!」と答えていたバッランさん。
 マントヴァ事件の事はとりあえず置いておいてジロ頑張って下さいまし。応援しています。


バイオロジカルパスポート数値違反の件でTNAに勝つもCASで敗北。2年の謹慎が今度の5/3に明ける元リクイガスのフランコ・ペリツォッティさん。
 一度は現役引退を示唆するも、ギリギリ間に合う今年のジロでの現役復帰を目指していました。

 興味を持ってくれてるチームがあると、ランプレ、古巣のリクイガス、ジロには出られないよ!のアクア&サポーネ、ファルネーゼヴィニが移籍先に名前があがっていました。

 でもってついに正式にアンドローニジョカットーリ・ベネズエラと契約。復帰が発表されました、ってあれれw
http://www.facebook.com/pages/Team-Androni-Giocattoli/166315463415194 (アンドローニ公式)

 もうルハノさんを中心としたジロメンバーは発表済みのアンドローニさん。残念ながら今年のジロは無いですが、5/16〜20のシルキュイ・ド・ロレーヌが復帰戦になるそうです。おお。
 2013までの契約だそうで、サビオ監督的にはスカルポーニさんの時のようなビビビ感があったらしいですよ。ほうほう。

 こちらにはペリツォッティさん関連以外にも、スポンサーの方のアンドローニ社と2013まで契約を延長したなんて事もでています。おめでとうございますです。おもちゃ売れてますかね。
http://www.tuttobiciweb.it/index.php?page=news&cod=48762
(掲載されている写真を見ると、ペリ蔵さん変わったなあというか、後ろのカリメロが気になったりとか)

 これからもいろいろと大変だと思いますが乗り越えていただきたいと思います。頑張って下さい。


Cycle* クリスティーナ時計の事件簿 レベリン、来襲編

ミカエル・ラスムッセンさんのコンチネンタルチーム、クリスティーナウオッチズ・オンフォンの事件を振り返る企画。
 今回、一番最初の兆候があったのは1月末のとある噂記事。

http://ekstrabladet.dk/sport/cykling/article1699181.ece (1/28)

 あのダビデ・レベリンさんがクリスティーナ時計と移籍交渉中か?という噂の元記事。
こちらグーグル先生の見出し日本語訳が素晴らしく。 翻訳済みリンク 
 「鶏肉とドーピング有罪ベテランぶりっ子」 (ノ∀`)アチャー 何を言いたいのかは何となくはわかりますが、元々太字で大きい見出しなだけあって無駄に破壊力満点です。

 とにかく今年は昨年所属のミケに残留しなかったレベリンさん。ゲロ水時代からの同僚シューマッハさんの後を追って来たのか?

 しかしシューマッハさんに関しては昨年レース中に直々に口説き落としたラスムーさんですが、以前レベリンさんの方はどうですよ?という質問に対し、「レベリンは40歳で走ってるからね。(今後も現役を続けるという)モチベーションにはなるよね」というわざとか外した回答しています。
 レベリンさんは遠きにありて思ふものなのかもしれないです。

 この噂は消えることなく暫く続き、クリスティーナ時計関連ニュースをよく取り上げてくれるfeltet.dkさんも「ニュースの出所はよくわからんのだけど、クリスティーナ時計にレベリンが来るらしいよ」という微妙な記事を出しています。
http://www.feltet.dk/nyheder/rebellin_vil_gerne_til_christina_watches/ (1/29)


 ところがここに思わぬ方面から横槍が。

 UCI「ねぇ知ってる?コンチネンタルチームって半分は28歳未満の選手じゃないといけないんだよ」
http://www.feltet.dk/nyheder/kyllingens_hold_ramt_af_uci-regel/ (2/17)

 クラウス・ヘンボGM曰く「いやマジ知らなかったっす」、だそうで。
 現在所属選手14名のクリスティーナ時計。ラスムーさん38を筆頭に割りとベテラン揃いな事もあって知らないうちに規約の天井にぶつかっていたそうです。

 コンチネンタルチームは所属上限は16名。クリスティーナの人数枠的には2名空きがあるんですが規約の壁の関係上、次に入れる選手は28歳未満の選手でなくてはいけません。
 レベリンさん御年40とか、当時噂に上がっていた元サクソバンクのヴァンボルグさん等のベテラン勢は若手が入った後の最後の1枠にしか入れる事ができません。

 さあ困った、どうする?誰でもいいってわけじゃないし、この時期にフリーで尚且つクリスティーナ時計に入ってくれるような奇特な若人は果たしているの 「入ってもええよ」

 なんとクリスティーナ時計に移籍しても良いという選手が登場。
 ケネス・ハンセンさん21歳、若い!しかもなんとデンマークチャンピオン!シクロクロスの!
http://www.feltet.dk/nyheder/dansk_mester_til_christina_watches/ (2/23)

 なんでも以前はベルギーのシクロクロスチームに所属していたそうです。確かにシクロの選手ならこの時期フリーですな。

 ハンセンさんは「元MTBの世界チャンピオンのミカエル・ラスムッセンのチームに入れるなんて光栄だよ」とコメントしていますが、ロード転向や併走などの予定は今のところ無い模様。ぶっちゃけ名義貸し?
 チームには2つまでのロード以外の競技選手の枠があり、そちらでのチーム入りのようです。

 さあこれで残り1枠にレベリンさんをお迎えできるよ!と思いきや
 クラウス・ヘンボGM 「もうレベリンはええです」
http://www.feltet.dk/nyheder/christina_watches_afskriver_rebellin/ (2/29)
http://www.cyclingnews.com/news/christina-watches-ends-interest-in-rebellin

 なんでもここまできてレベリンさん側と交渉決裂したそうで。(ノ∀`)
 監督のブラウズンさんの「ここまで順調にチームがきているところで体制を変えたくない」というコメントから察するに、スタッフその他も一緒にとかあったんですかねえ。

 ただヘンボGM自体はまだレベリンさんに未練があるようで、「来期なら…」とか言ってるようです。もうあきらメロン(AA略)

 次回、ついにクリスティーナ時計今期初勝利! だがしかし…(こんな展開ばっかりである)
(4/25)

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 後日追記分 その1
 「オファーは嬉しいけど、コンチネンタルはちょっとねー」と袖にし続けたブリアン・ヴァンボルグさんは、その後北米プロコンのユナイテッドヘルスケアにご就職しました。おめでとうございます。

 後日追記分 その2
 クリスティーナ時計の最後の1枠の選手についてはこちら
 Cycle* ここでクイズです。 クリスティーナ時計の事件簿 (5/11)

Cycle* やっぱり蛇の道はコブラなのかもしれない

昨年2/6の自己血輸血自爆事件のドーピング疑惑について、4/19のイタリアアンチドーピング機関最終審理会にて求刑通り資格剥奪12年の有罪判決を食らったリカルド・リッコさん。
 最終審理を欠席していたリッコさんから動きが。

http://www.tuttobiciweb.it/main.php?page=frameset&rssnews=popup&idnews=48424

 どうも「新しい人生、新しい生活を始める」と言っているようです。とりあえずCASに上告はしない模様。 それがええですよ、という事で出て来たのが

『さらばコブラ、リカルドにグッドラック』
http://www.spaziociclismo.it/?action=read&idnotizia=19132

 記事というよりは記者のシモン・マリさんの激励という方が近いでしょうか。
 「もうあなたはプロのレーサーではないんですから、もはやエリートロードでレースする事はありません。しかし自分自身や友人と、私たちの多くと同じように自転車を楽しむことはできます」
 「これからは成績などを強制される事なく個性を主張する事なく、純粋に楽しむために走る事ができるのです」
 「一度は危なかった命も助かったのですから、あなたの家族、息子さんのためにも生まれ変わってください」というしみじみな内容。イイ話ダナー

 だがしかし

 「ここまで書いたところで『自転車界の腐りっぷりを暴露してやるwww』とあなたが言った事を知りました」
 「それでも私の希望は変わりません。それが復讐ではない事を願って。あなたの心の平安を願っています」 (ノ∀`)アチャー

 なんというか新しい人生って具体的に何だったんですか?と言いたくなるような早い展開。あーリッコさんはやっぱりリッコさんなんですなあ…。
http://www.tuttobiciweb.it/index.php?page=news&cod=48430 (4/20。暴露予告一報。どうも暴露本のオファーがあるようで。うーむ)

 で、tuttobiciさんがインタビューを申し込んだところ、「タダじゃ話さないよ」と言われたとか。さすがです、リッコさん。
 まあ罰金5,000ユーロと諸々の手数料15,000ユーロも払わないといけないですしねえ。 http://www.tuttobiciweb.it/index.php?page=news&cod=48416&allcomm=1 (4/20)

 こちらの記事には今回の事件に限らず、リッコさんの過去の事件やいろいろ詳細が出ています。(お金払わなかったのでスペースが埋まらなかったとか?)

 検察の最初の求刑希望は謹慎20年でしたが、規約と照らし合わせて8年+再犯分4年で12年という内訳になったとか、イタリアでは非スポーツとの兼ね合いで減刑される事もあるので、永久追放処分は出されない、なんて事も出ています。

 今のところお薬な暴露は特に無いようですが、イタリアコンチのIDEAさんが移籍で接触してきたと言っているようです。(ただしIDEA側は否定)

 でもってさらにその後のリッコさんの近況はというと http://www.romagnanoi.it/news/articolo/730461/Cacciatelo-dalla-granfondo-Chi-ha-paura-di-Ricc%C3%B2.html (4/23)

 どうも懲りずにアマチュアのレースに乱入しているらしく。あー。
 謹慎12年の悪の象徴、黒の上下だってw pgr 扱いされてます。今度はヘルメットを持ってきた模様。この時は主催者の失格だゴルァ!で退散したそうな。退治されてどうする。
 
 ちなみに乗っているのはチッポ様のところのバイクですが、昨年末にチッポ様が説得された時にあげた物のようです。回収しちゃいなよー。

 人間は希望を無くすとどこまでも堕ちるしかないからトドメを刺してしまうのはどうか、と個人的には思うわけです。回りはたまらないかもしれませんが、このくらいならまだかわいいんじゃないか…、な?と。 これで終わらない可能性は大ですが。

 「コブラの歴史があと1ページ」なんて勢いで書いてしまったのでもう一項書きましたが、願わくばこれが最後の一項になりますように。

(4/24)

Cycle# リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ、その参加者

Liège-Bastogne-Liège (4/22,WT)
公式サイト http://www.letour.fr/us/homepage_courseLBL.html
公式リザルト http://www.letour.fr/2012/LBL/LIVE/us/100/classement/index.html
レースレポート(CW) http://www.cyclowired.jp/?q=node/81756

 春のクラシックシーズンの最後の飾る、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ。
 優勝はアスタナのマキシム・イグリンスキー兄さんでした。をを。

 元々ワンデーや悪路には適性の高かったマキシム兄さんですが、どうもイマイチ運が足りない事が多く。
 2010年はストラデビアンキの優勝や地中海2位、ティレーノ4位など特にシーズン前半で稼いでいたのですが、2011年は無勝利でちょっと厄年気味でした。

 ちょっと思い出しただけでも
・ 前回優勝者なのにストラデビアンキに招待されなかった。
・ LBLでメカトラのヴィノにマシン取られて終了。取ったヴィノも結局チームカーに行って終了。
・ ロマンディ第1ステージDNS。プロローグ後の練習で落車した。
・ ツール第1ステージのあの大落車の起点になって初日にしていろいろと終わらせる。
・ 一番長時間逃げていたツールのガリビエステージで、何故か優勝したアンディが敢闘賞。
・ 弟のヴァレンティンが飲酒スピード違反。兄の車が没収される。
・ ガリビエで取った山岳賞金より弟の罰金の方が高額。
・ 「お前にはがっかりした」とカザフ車連長に名指しでボコボコに言われる。
 などなど つД`)・゚・。

 そんな兄さんがついに上げた大金星、感慨無量です。というかアスタナさんがまさかアルデンヌで2勝とか、ガスパロットさんがアムステルゴールド優勝でLBLも3位だとか。ををを。

 ヴィノクロフさんも「自分が勝った(2010)LBLでも、コンタドールは10位だった。今回は1-3でその時以上だ」と本当に素晴らしいと出征先のトルコからコメントしてました。
 何でもLBL当日朝にヴィノさんはイグリン兄さんを呼び出して「お前なら勝てる」と語っていたらしいですよ。どうもヴィノさんマメな人らしく、この手の話は時々聞きますな。
http://velonews.competitor.com/2012/04/race-report/iglinsky-wins-liege-bastogne-liege-over-nibali_214585

 兄さん、ツール出場は当確らしいので今度はステージレースの方でも頑張って下さい。


 一方昨シーズン序盤から無双乱舞でBMCに移籍した前回優勝者ジルベールさんは、歯をやられたとかいろいろで今シーズンは中々調子が上がらず。
 ジルさん、このままだと出番が終わるよ!と心配されていましたが、ブラバンツペイル、アムステル、ワロンヌで12→6→3と順位を上げ、LBLこそは優勝か!?と言われていたら16位でした。
 暫くレースはお休みで、ベルギーツアーから復帰、ツールでエヴァンスさんをアシストする予定だそうです。頑張って下さい。

 以下リエージュに参加した選手の話
・エウスカウテルのイゴール・アントンさんはレース開始前に落車で鎖骨を骨折してリタイヤ。orz
 いったいどんな状況だったのですか。
http://www.wielerland.nl/index.php?option=com_content&task=view&id=21716&Itemid=36

・ワロンヌの代わりにトレンティーノに出場、ステージ1勝総合2位だったランプレのダミアーノ・クネゴさんは肝心なところでチェーンが落ちて裏切られたそうです。(本人談)
http://www.tuttobiciweb.it/main.php?page=frameset&rssnews=popup&idnews=48486

・ヨーロッパカーのトマ・ヴォクレールさんは残り30kmに雨でマンホールが滑って落車。これが無ければ表彰台に行けたかも。(本人談)
http://www.cyclingnews.com/news/unlucky-crash-for-voeckler-in-liege-bastogne-liege

・モビスターのアレハンドロ・バルベルデ師匠はヴォクレールさんの落車に絡んでバイクが破損。
 マドラソさんのバイクを貰うも、その後先頭復帰のために道を間違えた上に、その分バイクにずっと張り付いていた、としてラストラスさん、マドラソさん、ロハスさんついでにトップスポートのデフレーフさんまとめて5人で失格、っておい!w
http://velonews.competitor.com/2012/04/news/valverde-others-disqualified-for-steering-off-route-at-liege_214605
 これから暫くお休みしてツールに備えるそうな。いろいろとお疲れ様でした。


Cycle* 辞めさせません、勝つまでは

フランスのプロコン、ブルターニュ・シュラーさん。特徴といえば白いジャージとか。(お

 2005にコンチネンタルでチーム設立、2011からプロコンチネンタルに昇格。
 昨年はワイルドカードでパリ〜ニース等いくつかのワールドツアーカテゴリのレースに出場するものの、成績はイマイチ芳しくなく。
 今年はAG2Rからディミトリ・シャンピオンさん、レディオシャックからジョフロワ・ルカトルさんを補強しました。それ以外はあまりメンツに変更はありません。

 そんな事情もあってチームは今年ワイルドカードの争奪戦で苦戦してまして。
 昨年は招待されたパリ〜ニースのカードもソウル・ソジャサンに持っていかれてしまい、という事は同じ主催のASOさんのツール・ド・フランスのワイルドカードもヤバいという事でして。
 フランスプロコンですからツールに出られるかどうかは存続に関わってくる問題でもあります。

 しかし4/6に発表されたツールのワイルドカードはコフィディス、ヨーロッパカー、ソウル・ソジャサン、アルゴス・シマノの元に行ってしまい、ブルターニュ・シュラーさんは落選してしまったのでした。

 もっとも実質5番手と言われていたので、トドメが刺さったのはワイルドカード発表よりも、例の幻に消えたポイントの関係でプロチームライセンス資格確認中だったサクソバンクさんの今期残留が決定した時だったなんて話もあったりも。

 この結果を受けてGMのジョエル・ブラヴィンさんが引責辞任を発表。残務処理が終わる6月には手を引くという事に。
http://www.lequipe.fr/Cyclisme-sur-route/Actualites/Blevin-demissionne/276160 (4/10)

 ただブラヴィンさんはブルターニュの中心人物で、この方無しにチームの存続は難しい、来期は消滅か合併かという噂が即日出てくる始末。という事で

 「辞めさせません」ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
http://www.bretagne-schuller.fr/blog/index.php?post/2012/04/19/Actualites-:-Joel-Blevin-reste-a-la-tete-de-l-equipe-Bretagne-Schuller-et-du-projet-sportif (ブルターニュ公式、4/19)

 社長と監査役会が辞任を拒否したそうな。をを。
 去年よりチームは上向きだし、大きなレースに呼ばれるようにもう一度皆で頑張ろうとスポンサー共々決めたそうです。

 昨年6勝のブルターニュさんは今年のこの時点ですでに5勝を上げており、その後も地道に勝利を積み重ねています。来年はきっと今年よりいいカードが取れるよ!
 頑張れブルターニュ・シュラーさん!勝ってくれ、出戻りシャンピオンさん!orz


随分前の伏線回収のお話。

 昨年11月にUCIのマックエイド会長が「バイオロジカルパスポートで変な数値だした奴がいるから覚悟しとけ、結果は数日から数週間後」と時限爆弾を投げてましたが、それからンヶ月も経ってから「ごめん、アレ無しね。余計な事いわなきゃよかったね。てへ」だそうです。まー。

 「し、資金がが無いから遅れたんじゃないんだからね」だそうですが、パスポートのパネリストだったアシェンデンさんが辞任したとかは関係ないんですかね。
 無いって言うのだから無い事にしときましょう。ええ。

http://www.cyclingnews.com/news/mcquaid-i-regret-talk-of-new-uci-passport-cases (4/13)

(4/21)

Cycle* コブラの歴史があと1ページ

長く続いた継続案件に区切りが。
 本日4/19に行われたTNAイタリアアンチドーピング機関の審理会で、リカルド・リッコさんが昨年2/6に腎不全を起こして緊急入院した件を自己血輸血のドーピング失敗によるものと認定。
 何せ再犯なので、求刑通り12年の資格失格の判決を出しました。

http://www.coni.it/index.php?dettaglio_news_&no_cache=1&tx_ttnews[tt_news]=11641&cHash=cb7d35813c (CONI公式)

 喪明けは2024年1月18日だそうで、リッコさんは40歳になりますな。
 ここまでかかった費用とか罰金5,000ユーロもついてくるようです。
 この審理会自体にはリッコさんは欠席していたそうです。

 そもそも最初病院に緊急入院した際に「家の冷蔵庫で25日保存してた血液を輸血したら具合が悪くなって…」とお医者さんに白状してたわけで。(ちゃんと御家庭用でない冷蔵庫で正しい保存方法で21日までは持つんだそうです)
 それを助けてもらってから「意識が朦朧としてて言った記憶は無い」「医者を訴えるかも」とか言い出すのはさすがにアレですよ。

http://www.gazzetta.it/Ciclismo/19-04-2012/ricco-carriera-finitadodici-anni-squalifica-91978329898.shtml

 リッコさんがこのまま静かに去るかは正直よくわかりません。ヤケになって一暴れするかもしれないし、チッポ様の助言を受け入れて家に帰るかもしれない。

 事件発覚当初は有罪だろうが無罪だろうが自転車は辞めてバーテンダーやろうかな、なんて言っていたのでそれもいいんじゃね、と思ってたんですけども。どうみても誰かが変な入れ知恵してますよねえ。
 間違いなく才能はあったはずなのに残念です。


Cycle* 今度は勝てば続行

今年ラボバンクから移籍したカチューシャで2勝をあげた三度の世界王者オスカル・フレイレさま。
 E3ではボーネンさんに僅差で2位、先日のアムステルゴールドでは終盤に単独で飛び出し、カウベルグを果敢に逃げ登るも惜しくもラスト75mで飛び出してきた3人に抜かれて勝利はならず。

 「あと100mコースが短ければ、俺の勝利だったんだがな」「まあ最後の200mは文字通り死にかかったけどな」とフレイレさま。
 E3でボーネンさんが「フレイレが飛び出すという事は確実に勝ちに行くって事なんだ。彼は仕事人だ」と言っていたのを思い出すアタックでした。

 フレイレさま的にはほぼ同じコースを使うという今年の世界選手権のいい試走になったそうな。
 「このコースは十分4回目の世界王者を狙える。勝った暁にはあと何年か現役を続けるだろう」

 また微妙な現役続行宣言キター!ちなみにフレイレさま、去年も勝てなかったら辞めるといいつつ紆余曲折があって現在に至ります。

 今は脚の調子もよく、カチューシャとも信頼関係が築けているというフレイレさま。
 まだ先は長いので怪我に気をつけて頑張って下さい。応援してます。

http://www.cyclingnews.com/news/freire-fourth-worlds-victory-is-possible


Cycle* シリアル限定箱

レディオシャックの現全米RRチャンピオン、マシュー・ブシェさんがシリアル箱に登場する事になったそうな。

 何でもシリアル箱に自転車選手が登場するのは1999年のランスさん以来で、今回のPost社のシリアルブランドのGrape-nutsが米国自転車協会の2012のスポンサーという事で健康と自転車のキャンペーンとして実現したそうです。

http://www.cyclingnews.com/news/busche-bausch-featured-on-cereal-box (箱の表裏写真つき)

 全米絡みという事で、箱表に出ているマシュー・ブシェさんも、箱裏に登場している女子選手のドシェ・バウシェさんもUSAジャージ。箱裏には2011世界選の最終スプリント(10位だったファラーさんが写ってるよ!)とチーム色を排除した内容となっております。
 箱裏には「正しくバイクを選びましょう」とかトレーニングtipとか初心者向けの解説なんかも書いてあるようです。

 何でTT写真で写っているのがバウシェさんなのかな?と思いましたが、考えたら現全米TTチャンピオンはキャプテンアメリカすぎて商業的に危険かもしれないです。ええ。

 ブシェさんも「米国サイクリングや世界への関心が深まるきっかけになれればいいですね」とコメント。
 このGrape-nuts・ブシェさんバージョンは750万個生産予定だそうで、5月の全米選手権にあわせて4月末頃に店頭に並ぶそうです。

http://store.postcereals.com/post/c.aspx?ID=15&PID=110 (Post社のGrape-nuts通販ページ。残念ながらパッケージは通常版)


Cycle* アレクサンドル・コロブネフの帰還 下

2011ツール・ド・フランスの第5ステージでマスキング系利尿剤ヒドロクロロチアジドHCT妖精を出してしまった当時カチューシャのアレクサンドル・コロブネフさん。
 それからいろいろとあったコロブネフさんが約8ヵ月ぶりにカチューシャに帰ってきました。
 その8ヵ月にあった出来事を振り返ってみる企画、の後編。

 前編:Cycle* アレクサンドル・コロブネフの帰還 上

 2010LBL疑惑事件の間に世の中はすっかり年末。各チームもほぼ移籍、補強が終わりました。
 カチューシャさんは「ねんがん の めんしょふさん を てにいれたぞ」とGeoxクライシスの煽りをくったデニス・メンショフさんや引退を撤回したオスカル・フレイレさまを獲得。

 一方オヴェチキンさんら4名をロシアの新プロコンに移動させたり、ディルーカさんやホステさんを放出したりと出入りの激しい移籍の結果、ネオプロ1名を含む29名という大所帯に。
 その中にはコロブネフさんの名前は無かったのでありました。

 カチューシャの新GMのホルツァーさん曰く、「だってどっちつかずの選手がいてもしょうがないじゃん」 だそうで。
 謹慎期間が無くその気になれば走れるとは言え、UCIとは2/9公聴会のCAS係争中で逆転負け2年の可能性もあり。
http://www.cyclingnews.com/news/kolobnev-not-with-katusha-in-2012 (12/19)

 その辺の空気読んで(負けた時は相殺期間になる事も含めて)、コロブネフさんは当時休暇中みたいな扱いだったんですが、これだとUCIに勝った場合でも帰る場所がない事に。

 しかしそこにロシア車連顧問みたいなエキモフさんがあらわれ、「大丈夫、CASで勝った暁にはコロブネフが走る場所は確保してある」とコメント。
http://www.spaziociclismo.it/?action=read&idnotizia=15906 (12/29)

 どうやらロシア車連のボスでカチューシャのオーナーみたいなイゴール・マカロフさんがコロブネフさんを大変気に入っているようで、全面援護の構えもここから来ているようです。
 この時は人数枠に余裕がありそうな新プロコンのルスベロに捻じ込むのかなあ、ぐらいに当方思っておりました。

 そして年が明け、LBL疑惑がなんとなくお流れになった後、2/6にCASにてUCI vs コロブネフさん&ロシア車連の公聴会が行われました。
 奇しくも引っ張りに引っ張ったコンタドールさんのクレンブテロール妖精事件の有罪のCAS裁定が出た翌日。世間的にはそっちがまだ興奮冷めやらぬといったところで、記者会見等は無いのでひっそりしたもんでした。

 でもって諸々の事情はともかくアルデンヌクラシックには出たいという事で、スペインで一人トレーニングを頑張っていたコロブネフさんが車と大当たり。orz
http://www.spaziociclismo.it/?action=read&idnotizia=17553 (2/27)
 今となってはレアなカチューシャ仕様のフォーカスがバッキリいってる写真や、額を負傷したコロブネフさんの自撮写真もついてます。不幸中の幸いで骨やらは無事だった模様。

 それから二日後。CASからロシア車連の決定を支持、UCIの主張をほぼ退けるというコロブネフさん勝訴の裁定を出しました。おめでとうございます。
http://www.velonation.com/News/ID/11268/CAS-upholds-Russian-Federation-decision-to-clear-Alexandr-Kolobnev.aspx (2/29)

 ポイントとしては「やむをえない事情」である15年来の持病静脈瘤の治療によるもので、過去に手術歴もあり、医者の勧めでロシアでは処方箋なしで買える薬に2年ほど前から変えており、そこからHCTが検出されたと。直接運動能力を左右しないマスキング系というのも大きかったようです。

 CASはコロブネフさんにUCIのド検査等の手数料ぐらいは払ってやりなさいよ、と2,500スイスフラン&690ユーロの支払いを命じたのでありました。良かったね!年俸5倍より全然安いよ!
 UCI的には対コンタドール戦で燃え尽きてて、コロブネフさんはわりとどうでもよかったなんていう話もあったり。


 晴れて無罪放免となったコロブネフさん。さっそく複数チームからオファーがあったとか。
 噂ではその中に古巣とも言えるサクソバンクさんもあったそうな。でもそれって8/5までの限定枠じゃないんですかね?
 怪我でアルデンヌが難しくなったせいか暫く続報はありませんでしたが、3月末にカチューシャに出戻り決定のニュースが。
http://www.spaziociclismo.it/?action=read&idnotizia=18415 (3/29)

 コロブネフさん曰く「マカロフ会長からの申し出にとても感謝をしている」だそうです。
 しかしカチューシャさんはすでにネオプロ1名込みで29名。基本プロチームは28名でネオプロさんは別枠2名まで、チーム人数最大30名までというのはどうなってるんですかね?

 コロブネフさん「本来は30人目はネオプロでないとダメなんだけど、今回特例が通って戻れる事になったんだ」
http://www.velonation.com/News/ID/11482/UCI-confirms-derogation-given-to-Katusha-to-re-sign-Kolobnev.aspx (3/29)
 早速VelonationさんがUCIに突撃。UCI広報より聞き出した話によると、「妖精で解雇になったけど、そもそもそれが無罪になって解雇理由が無くなった。特例として解雇前の所属に戻る事を認めた」そうな。

 これにそもそも謹慎期間が無かった為にライセンスの更新が容易だった、という複合要素もあるそうで。さすがロシア車連はおそロシアだなあ、と思ったりも。


 こちらは今回の事件が一段落した後に出たコロブネフさんのインタビュー記事。
http://www.izvestia.ru/news/520524 (4/2)

 タイトルと主旨は、今回の件でモスクワに持ってた小さなアパートを売却したけど今回の勝利は何物にも変え難いよ、という感じです。

 個人的にツボだったのが、「今回の事件で友人や同僚はどうでしたか?」という質問について。

 HCT妖精が出てツールを実質途中追放、家族の待つロシアに帰るべくフランスの小さな地方空港にいたというコロブネフさん。さすがにこの時はベコベコに凹んでいたそうです。
 そこでファンから寄せられた応援のメッセージを読んでいたそうですが、たまたまそこにアレクサンドル・ヴィノクロフという人から励ましのお便りが届いているのを見つけたそうです。
 「スイスのいい弁護士紹介するわ」 イイ話ダナー ヽ( T∀T)ノ

 だがちょっと待って欲しい。コロブネフさんが妖精出したのは第5ステージですが、発覚して出て行ったのは最初の休養日の話。一方のヴィノクロフさんは休養日前の第9ステージの例の落車で大腿骨頭骨折の重傷を負って、パリの病院にヘリで搬送されてます。
 この話があったのはどう考えても休養日の翌日辺りのお話です。

 何でもコロブネフさん、さっそくこの弁護士さんを紹介してもらい1時間もたたないうちに契約したそうです。ヴィノさん、入院中とはいえレスポンス早いよ!
 大変有能な弁護士さんだったとコロブネフさんは言ってます。
 その後ロシア車連からも連絡があったりして、「僕は一人ぼっちじゃないんだ!」と思ったそうです。イイ話(以下略)

 コロブネフさんとヴィノクロフさんは2004年からの付き合いだそうで、以前から2ショット写真があったり、一緒に練習に行ったなんて話もあったりで、どうやら事件後も友情は続いているようです。


 コロブネフさんは2012は1年契約だそうで。復帰レースは未定のようですが、ツールにでるんじゃないかという話もあるようです。
 来年には元の人数枠に戻るとか、メンショフさんが僚機2名を連れてくるなんて人数枠に厳しい話もあるので頑張って下さいまし。
(4/10)

Cycle* アレクサンドル・コロブネフの帰還 上

2011ツール・ド・フランスの第5ステージでマスキング系利尿剤ヒドロクロロチアジドHCT妖精を出してしまった当時カチューシャのアレクサンドル・コロブネフさん。
 それからいろいろとあったコロブネフさんが約8ヵ月ぶりにカチューシャに帰ってきました。
 その8ヵ月にあった出来事を振り返ってみる企画。

 出たのはマスキング系という事でAサンプル陽性から辞退という形でツールから離脱したコロブネフさん。
 その後の展開は、Bサンプルも陽性確定という事で仮サスペンド状態になるも、10月末にロシア車連が「禁止薬物は出ちゃったけど、話聞いたらやむを得ない事情だったみたいだから、警告として罰金1500スイスフランね。ツールの成績は没収ね。もうやっちゃだめなんだからね」という謹慎期間無しで実質無罪という画期的な裁定。をを。

 コロブネフさんも裁定を受け入れ。
 まあグダグダになりましたが、カチューシャにはドをやらかした場合は年俸5倍の罰金という契約事項があり、コロブネフさんの場合は日本円にして2億越えそうなんて話もありました。1100ユーロ相当なんて安い安い。良かったですね、コロブネフさん。

http://www.velonation.com/News/ID/10231/Alexandr-Kolobnev-confirms-hell-receive-a-fine-and-warning-rather-than-a-suspension-in-doping-case.aspx (10/27)

 UCIは「ふーん、そうきたか。とりあえず資料確認して上告するか考えるわ」と問題をお持ち帰り。
 ロシア車連は最初からコロブネフさんをかばうコメントを出していたので、まあこの裁定は不思議でもなんでもないんですが、これからわずか数日後。

 コロブネフさん、名誉勲章Get ヽ(´ー`)ノ☆<<
http://www.velonation.com/News/ID/10320/Alexandr-Kolobnev-receives-prestigious-Russian-honour-while-awaiting-final-decision-on-doping-case.aspx (11/5)

 勲章授与決定のニュースは以前今回の事件中にありまして。しかし元ソースが消えてて確認できない状態だったんですが、本当に決まってはいたんですねえ。
 今回ロシア車連がほぼ無罪の裁定を出したので晴れて授与という事になったようです。

 勲章は「ロシアの為に特別な功績のあった市民に贈られる」銀二等だそうです。
 なんかシルバーで二等というところが、ありとあらゆる2getでシルバーコレクターなコロブネフさんっぽくていいんじゃないでしょうか。

 ちなみにメドベージェフ大統領が勲章授与の署名をしたのが7/22だった、ってB陽性が確定した二日後の話じゃないですか! さすがおそロシア、恐いもの無し。

 コロブネフさんも「とても名誉な事で光栄に思います。荘厳で素晴らしい式典でした。より上の名誉を目指して今後も頑張ります」とコメント。もううっかりドにひっかかったりしないそうですよ!


 そして師走の頃にUCIがCASに上告を決定。
http://www.cyclingnews.com/news/uci-appeals-kolobnev-case-to-cas (12/3)


 まあ上告は想定内だったという事もあって、特に大きな動きも無く。コロブネフさんはかえって余裕で休暇を楽しんでいるらしいという話もあったのですが、ここでいきなりカザフ方面から流れ弾が!
 2010 リエージュ〜バストーニュ〜リエージュの買収疑惑だ! orz
http://www.cicloweb.it/news/2011/12/06/liegi-2010-vinokourov-kolobnev-e-quei-100000-euro-per-la-vittoria.html (12/6)


 疑惑内容はアスタナのアレクサンドル・ヴィノクロフさんがアレクサンドル・コロブネフさんから2010LBLの勝利を10万ユーロでお買い上げしたというモノです。
 あの時はとりあえず二人で結託してジルベールさんの射程外まで逃げ切りましたしねえ。

 なんでそんな話が今頃出てくるのかというと、「ねえねえ例のヤツまだー?口座はここでよろしくね」「遅くなってごめんね、忘れたわけじゃないんだよ」みたいなやり取りのメールが何故かスイスの雑誌に出たという。

 なぜそんなメールが出たのかというと、ヴィノクロフさんはメールボックスをハッキングされた、と事件発覚前日に公表してまして。もしプライバシーを侵害したら告訴するから覚悟しろとも言っており。

 長くなるのでザクザクとこの事件の展開をまとめると、当然ヴィノクロフさんはこの疑惑を否定&雑誌を名誉毀損で訴えると表明。コロブネフさんも否定&ノーコメント。

 でもってこの雑誌記事にマックエイド会長がコメントを求められており、「証拠があるならちゃんと罰するよ」と言った事もあってか、UCIが「調査するから、雑誌は全部ウチに証拠送れ。この件に関しては決定するまでノーコメントだからね」と通達。 
 また同じ頃、たまたまスペインキャンプの休養日だったヴィノクロフさんがコロブネフさんとたまたま旧交を温めていたという話も有り。

 またカザフ車連とロシア車連のエキモフさんも出てきて擁護の構え。何せヴィノクロフさんは前科一犯、コロブネフさんは今回の事件と合わせてダブルヒットで飛ぶ可能性があるという事で必死です。

 個人的に真偽はともかく2010LBLは展開的に好きなレースなので、幻のバルベルデ師匠3位とか黒歴史化が進むのは悲しいですな。
 ちなみに発覚からここまで4日間くらいの出来事です。

 そして何事も無く経過する事6週間。
 VelonationさんがUCIにあの件どうなってるの?と突撃。
 ノーコメントのはずのUCI広報さん曰く、「雑誌が情報源は明かせませんとしか言わないでやんの。こっちとしてはやれる事はないです」 ナンダカナー
http://www.velonation.com.ej.b.hpi.transer.com/News/ID/10971/UCI-confirms-that-no-action-will-take-place-over-alleged-VinokourovKolobnev-agreement.aspx (1/25)

 この記事をコロブネフさんとヴィノクロフさんが嬉々としてリツイートやシェアしてたのが印象的です。
 まあ何というか、そもそもハクったメールって証拠能力としてどうなのよ?という点も有り。
 直接的なコメントはコロブネフさんもヴィノクロフさんもしてませんが、カザフ車連のコメントでは実際のメールを改変したものではないか、だそうな。

 ヴィノクロフさんは今回の件の黒幕(カザフ側の人間だそうな)に訴訟準備を進めているとも言っており、そのうち真相が明らかになる日が来るのかもしれません。

 脱線して長くなりすぎた orz ので 後編に続く。

(4/9)


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